月桂樹洋服店の紳士達6話ヒョヌ君部分訳②
続きです^^
酔ったテヤンはヨンシルが働いている洋服店に来ていました。店の前にぼんやり座っているとヨンシルが来ました。
テヤンを見たヨンシルはどうしたの?ここで何してるの?」と聞き、そしてテヤンが酔っているのを知り「お酒の匂い?何でそんなに飲んだの?」と。ただヨンシルを見上げてるテヤンを店の中に入れてあげます。
お茶を持って来てくれたヨンシル。
テヤン 「酔いたいと思って飲んだけど、酔えないな」
ヨンシル 「アルバイトは?」
テヤン 「断ったんだ。一生懸命働いても稼げるわけじゃないし。」
ヨンシル 「ジヨンさんと何かあったんでしょう?」
テヤン 「別れたんだ・・」
ヨンシル 「えっ?!何で?
テヤン 「俺のようなお金も後ろ盾も希望もない奴には愛なんて贅沢だって」
ヨンシル 「そんな話聞いた事ないわよ」
テヤン 「でも考えてみたらジヨンが言うとおりだなと思って何も言えなかったよ。ただ
俺に対してあんまりじゃないか・・それしか言えなかったよ。何も出来ない情け
ないやつになってしまったよ」
ヨンシル 「そんな事ないわよ!」
テヤン 「俺に荷物だけ残して亡くなった父さんも恨めしいし、田舎で自分の人生を農業
だけのために生きて来た母さんもバカみたいで・・貧しいなら産むべきじゃない
のに何で俺を生んだのか初めて両親を恨んだよ。俺はジヨンを失いたくないんだ
。他の人といるジヨンを見ながら生きて行く自信がないんだ」
ヨンシル 「ジヨンさんも思うようにいかなくてつい言ってしまったんだと思うわ。女の
子は時々そう言う時があるのよ」
テヤン 「本当にそうかな?」
ヨンシル 「ジヨンさんがあなたをどのくらい大切に想って愛しているのか私が良く知って
るわ。今ジヨンさんも後悔してると思うわ」
落ち込むテヤンを励ましてくれたヨンシル。テヤンは本当に自信を無くしてしまったんでしょうね。涙ぐむテヤンが本当に可哀想でした。
ジヨンの心はもう離れてるのでテヤンには早く忘れて欲しいと思いますが・・・;;
続く
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