月桂樹洋服店の紳士達3話ヒョヌ君部分訳②
続きです。
ジヨンの勤務先の放送局に来たテヤン
ちょうど同僚と出て来たジヨン。
ジヨンの同僚に「恋人ですか?」と聞かれて笑顔で頷くテヤン。同僚たちは「本当に?ジヨンさんに恋人がいたんですか?」と聞くとジヨンは「恋人だなんて・・大学の同期よ」と。
途端にテヤンの表情が曇ります。
ジヨンは「連絡もしないでここまで何か用でもあるの?」といかにも迷惑な表情でテヤンに言います。
予想もしてなかったジヨンの態度に戸惑いながら「夕飯でも一緒に食べようと思って・・」と言うテヤンに「連絡してから来てよ。行き違いになったらどうするのよ」と冷たい言葉のジヨン。
ジヨンは同僚に「先に帰るわね」と言いながらテヤンの手を引いて行きます。
そして・・・離れた場所に来て、いきなり乱暴に手を振り払います。
「毎回連絡もなしでいきなり来るなんて困るのよ」と言うジヨンに「何回も電話しても出ないのはお前じゃないか」と言うテヤン。
そんなテヤンに「私がまだ就活生だと思ってるの?私はもうアナウンサ-なのよ。放送や会議までやる事がたくさんあってご飯食べる時間もないのに電話に出なかったからって勝手に来るの?」と。
お前の事を考えずに来たのは悪かったけど、喧嘩をしに来たわけじゃないから言い合うのはもうやめよう」と言うテヤン。
ジヨンはため息をつきながら髪をかき上げますが、その時ジヨンがしていた腕時計を見たテヤン。
この前テヤンに嘘をついてミアアパレル御曹司と会っていた時にもらった腕時計。
テヤンが「見た事ない時計だね」と言うと「あ・・買ったのよ。この前東大門に行った時・・・買ったのよ」とまた嘘をつきます。
テヤンは微妙な表情ですがポケットからこの前渡せなかった指輪を出します。
嬉しそうに指輪を出して「遅くなったけど誕生日おめでとう!」お祝いするテヤンですが・・・
「何なのそれ?」と言うジヨン。「お前が気に入るかなっていろいろ悩んで選んだんだけど」と言いながらジヨンの指にはめてあげようとしますが、ジヨンは後ずさりして・・
驚くテヤン。
「悪いけどもらえないわ」と断るジヨンに「どういう意味?」と聞くテヤン。
「どうしても指輪は負担になるの。ごめん」と言うジヨンに戸惑うテヤンは「俺の存在が負担になるって事なのか?」と聞きます。ジヨンは「そう言う意味じゃないけど・・」と何となくごまかします。テヤンは「そうじゃないなら受けとれよ」と言いながらジヨンの手に握らせようとしますが「いらないって言ってるのに何するのよ」と言いながら手を振り払います。その拍子に柱に腕をぶつけてしまい、時計のガラスにひびが入ってしまいます。
「大丈夫か・怪我しなかった?」と聞くテヤンに「もう~ガラスが割れちゃったじゃないの~!どうするのよ」と怒るジヨン。
テヤンは「また同じものを買ってあげるよ」と慰めますが「この時計がいくらだと思ってるの?!あなたなんかには買えないくせに!」と怒るジヨン。
酷い言葉を続けるジヨンに「俺には買えないって?!東大門で買ったって言ったじゃないか」と言うテヤン。
あなたが気に障るかと思って言わなかったけど、この時計はあなたが10年死に物狂いで働いても買えるかわからないくらいくらいの物なのよ。同じ時計なんてあなたには買えないわ!」と言い放つジヨン。テヤンが可哀想すぎます(泣)そして更に「その指輪1万円(10万ウォン)するの?それ買うためにキャッシングしたんでしょう?」と。
テヤンは「必ず就職決めるよ!書類審査に合格したんだ」と言いますが「面接受ければ合格する保障があるの?」とテヤンを苦しめます。
「ジヨン!」ともうそれ以上言うなと言いたい感じのテヤンに「いいわ、就職したとして、学資金の返済や田舎に仕送りして、部屋代払ったらあといくら残るの?」と信じられないくらいの言葉を浴びせます。
「チェジヨン、本当にどうしちゃったんだよ」と戸惑うテヤン。
ジヨンは「あなたを見ると、お金が惜しいからってとコンビニのお弁当で済ました事を思い出すのよ。みすぼらしくてうんざりするのよ!息がつまるし、お願だからもう私の事ほっといてよ!お願よ」と言い残して行ってしまいました。
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呆然としているテヤンですが、その時ヨンシルから電話が・・
「ソウルに戻って来たのか?」と聞くテヤンに「まだ安城(アンソン)よ。する事が多くて義母さんを手伝おうと思って。明日帰るつもりよ。ジヨンに誕生日のプレゼントあげたの?」と逆に聞くヨンシル。「まだだよ」と言うテヤンに「何で?ジヨンに会えなかったの?」と聞くヨンシルに「あ・・・忙しいみたいんんだ。後であげれば良いから」と言うテヤン。
ヨンシルはテヤンの声を聞いて「ねぇ、何でそんなに元気がないの?何かあったの?」と心配します。
テヤンは「なんとなく・・・・力が抜けちゃって・・・ところでヨンシル、俺が死に物狂いで10年働いても買えるかどうかわからない時計があるんだって。そんなのあんまりじゃないか?骨身を削って仕事しても時計ひとつも買えないなんて。世の中おかしいんじゃないか?」
やりきれない思いをヨンシルに話なすテヤン。「どういう意味?」と聞いたヨンシルでしたがその時義母さんに呼ばれて「いったん切るね」と言って電話を切りました。
テヤンが可哀想すぎました(泣)
バスに乗るテヤン。
テヤンは中ずり広告を見ながら話している隣の人の話を聞き・・その広告を見て見ると
新薬生動性実験臨床試験 参加者募集の文字が。隣の人が参加した人への報酬が7万円だと言っているのを聞いて何か思ったようです。
そして・・・病院に来たテヤン。
受けつけに来たテヤンは「あの・・新薬生動性実験に参加しに来たんですけど」と聞きます。「お名前は・」と聞かれ「カンテヤンです」と。「あそこに皆さんがいるでしょう?そこで本人の名前が書いてあるので着替えて寝台の上で待機して下さい」と説明を受け・・
そして「ところで実験参加費は実験が終わったらすぐにもらえるんですか?」と聞くテヤンに「何もなければ1週間後に入金します」と返事をもらい「ありがとうございます」と言うテヤンでした。でも、新薬の生体実験だなんて・・・とても危険じゃ?高額な参加費をもらえるからでしょうけど・・・
4話に続く・・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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